おりもののトラブル、ケア方法

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かゆみやかぶれ、ムレ、臭い…このようなデリケートゾーンに関するお悩みは、多くの方が抱えているものではないでしょうか。これらの悩みは、おりものをケアすることで、解消できることが多いのをご存じですか?そこで今回は、おりものによって引き起こされるデリケートゾーンのトラブルや、そのケア方法をご紹介します。

■おりものってどうして出るの?

おりものは子宮や膣、汗腺から分泌される粘り気がある液体。ショーツの汚れの原因となったり、臭いの元となったりするため、ケアが大変な時もありますが、実は大切な2つの役割を担っています。

(1)雑菌を防ぎ、膣の中をキレイに保つ

膣には自浄作用があり、カンジダ真菌などの雑菌が、膣内で増殖しないように働いています。この自浄作用をつくるのが、おりものの仕事。おりものが膣を酸性に傾けることで、雑菌を防げる環境を作り、膣内を清潔に保っているのです。

(2)受精の手助けをする

特に排卵期に出てくるおりものに当てはまりますが、おりものが精子を包み込むことで、精子の移動をサポートし、卵子への侵入がスムーズになるようにしています。排卵期は妊娠しやすい時期なので、精子の移動をサポートすることにより、受精の確率を上げようと働きかけているのです。

また、おりものそのものの役割ではありませんが、出てきたおりものの色や臭いから、体の調子を見極めることも可能です。いつもと色が違う、突然臭いがきつくなった、血が混じっているなど、気になる症状が出てきたときは、産婦人科で診てもらうなど素早い対処ができるため、体の状態チェックに役立ちます。

■おりものが原因のデリケートゾーントラブル1:ムレによる臭い

おりものでムレてしまい、肌がふやけた状態になると、肌のバリア機能が低下して、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。雑菌には、湿気の多い所では活発になるものが多いため、さらに繁殖が進んでしまうことも。ムレにより「守る力の低下」と「雑菌が繁殖しやすい湿度」の両方を同時に引き起こしてしまうため、雑菌の数が膨れ上がり、臭いが強くなりやすくなります。こまめにおりものシートを取り替えることでムレを防ぐとともに、シートに繁殖してしまった雑菌を排除しましょう。清潔な環境を保つことが大切です。

■おりものが原因のデリケートゾーントラブル2:刺激によるかゆみやかぶれ

上述した通り、おりものでムレると肌のバリア機能が低下します。バリア機能が低下すると皮膚が刺激に弱くなってしまうため、普段ならなんともないような、下着による摩擦などが大きな肌ダメージとなってしまいます。ほかにも、雑菌や尿、おりものそのものやおりものシートからも刺激を受けやすくなり、かゆみやかぶれを引き起こします。コットンなど、肌に優しい素材の下着を選ぶとともに、トイレの後は丁寧にやさしく拭き取るなど、刺激になるものを取り除くことが大切です。トイレットペーパーで拭くときにこするとそれも刺激となりますので、押しあてるようにして拭きましょう。

■おりものが原因のデリケートゾーントラブル3:化学繊維によるかゆみやかぶれ

おりものがかゆみやかぶれを引き起こす原因の一つには、化学繊維(おりものシート)との接触も挙げられます。敏感肌やアトピーの方の中には、市販のナプキンを布ナプキンにしている方もいらっしゃるかと思いますが、同じようにおりものシートも布製に変えると刺激を軽減できます。

おりものが原因で起こるデリケートゾーンのトラブルとその対処法をご紹介しました。臭いやかゆみ、かぶれなどのトラブルは、おりものだけが原因ではありませんが、今回ご紹介した対処法を試すだけでも、トラブルが軽減する可能性は大!お悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。